津競艇で勝てる予想法!攻略のコツは特徴を知ること

津競艇で勝てる予想法!攻略のコツは特徴を知ること

全国で初めてボートレース場の認可を受けた三重県の「津競艇場」。

東海地区4場の中では最もマイナーな印象ですが、初開催から今日までの歴史は70年以上。また、古くからの競艇ファンにとっては”勝ちやすい場”としても人気があります。

ただし、オーソドックスな水面とはいえ、海と山から強風が吹くこともしばしば。特徴を知らないと負け戦になる日もあるので、勝負するなら事前のデータチェックは必須です。

これだけは言っておきますが、津競艇はマジで得意な水面

騙されたと思って、この記事で伝えることを実践してください。勝率アップに貢献できる自信しかないので、時間が許す限り最後までお付き合いください。

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もちろん、信用できるまではエアー検証でOK。数レースで質の高さに気づくはずです。

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津競艇場の特徴

津競艇場の場所(上空写真)

住所 三重県津市大字藤方637
電話番号 059-224-5105
水質 汽水
開催時間 デイレース
チルト角度 -0.5/0/+0.5/+1.0/+1.5/+2.0/+3.0
モーター交換 9月頃
うねり なし
水位変化 なし

津競艇場は、津市の中心部からも近い場所にあり、開設から17年後(1969年)に現在の場所へ移転しています。

2マーク側の奥に伊勢湾が広がり、メインスタンドの裏手には海水浴場がある立地。東西に広がる水面は十分なスペースがあり、特にホーム側の幅を大きく取っている点が特徴です。

津競艇場の水面コースレイアウト

選手は東から西に向かってスタートを切ります。バック側も広いため、1マークはしっかり握っての全速戦が多い傾向。

水質は硬さのない「汽水に近い淡水」

津競艇場の水質に関しては様々な情報を見かけますが、プール型なので「淡水」という認識で問題ありません。

ただ、オフィシャルサイトに「水質は淡水ですが、海のそばにあるため半海水に近い」と記載があるように、海の近くにある影響から多少の塩分が含まれています。

「半海水=汽水」と解釈すれば、水質は「汽水に近い淡水」という表現が適切でしょう。

海水の流れ込みはないので、水位変化やうねりを心配する必要はなし。そして、水質の硬さも少ないため、基本は乗りやすい水面と考えて良さそうです。

水面を荒らす「夏の海風・冬の鈴鹿おろし」

津競艇場の特徴!水面を荒らす「夏の海風・冬の鈴鹿おろし」

南北に伸びる伊勢湾岸にある津競艇。風が通りやすい地理であることから、季節風の影響を受けやすい特性があります。

海から吹く夏の季節風は南風。水面には2マークから1マークに向かって吹き込むため、スタートは追い風。対して、冬の寒い季節は山(鈴鹿山脈)から吹き下ろす風が主体。

地元では「鈴鹿おろし」と呼ばれており、スタート時は向かい風となる北風です。

津競艇の1マーク側には防風ネット、バック側には防風林もあります。しかし、強風の場合は水面への影響が大きく、スリットの乱れや転覆などによって波乱を呼ぶケースも少なくありません。

ピット改修後のデータ変化に注意

津競艇場の特徴!ピット改修後のデータ変化に注意

2マーク側のピット改修により、2023年春までホーム側にある予備ピットを使用

前付けが全くないわけではありませんが、距離が短い横ピットでコース取りしにくく、ほとんどのレースで枠なり進入となっています。

改修後は再び2マーク側にピットが置かれ、2マークまでの距離も長くなります。よって、枠番別コース取得率に変化が出る可能性は大きいでしょう。

改修工事終了後は過去の傾向をいったんリセットして予想する必要がありそうです。

津競艇場のコース別入着率

予想の材料に欠かせない各コースの勝率および入着率

イン逃げの決まりやすさはもちろん、外からの攻めがどこまで届きそうなのか?そのデータについても把握しておきましょう。

季節風がもたらす影響もあってか、各コースのアベレージには季節ごとの差異が大きいように感じます。まずは、津競艇場のコース別入着率データをご覧ください。

津競艇場の特徴!コース別入着率①

津競艇場の特徴!コース別入着率②

津競艇場の特徴!コース別入着率③

1コースの1着率は通年で約58%。全国平均を上回っています。

冬のイン逃げ成功率が大きく落ちるのは、鈴鹿おろしによる向かい風の影響もあるでしょう。逆に適度な追い風が吹きはじめる春先の数字は高くなっており、2連対率では8割に迫る安定感。

イン逃げを阻止するのは2コースが有力ですが、春については3コースも逆転の目が出てきます。

4カドは全般に苦戦となるものの、夏のみ勝率は一気に上昇。5コースもインが弱くなる冬に一発の可能性が少し上がります。

津競艇場 予想攻略のコツ

イン戦をはじめとした内側コースの安定感が目立つ津競艇場。しかし、強い風や悪天候になった途端、高配当が連発する難解さも。

勝負するレース選定の見極めが、津攻略のカギとなるでしょう。

舟券の参考になる情報は量だけでなく鮮度も大切です。ここからは津競艇場の予想に生かせる攻略のポイントを紹介します。

風をリアルタイムで確認する

津の水面を荒らす最大の要因となる風。

予想において、レースごとに変わる「気象変化」を想定した展開予測が欠かせません。もちろん、ベストは現地観戦ですが、ネット投票の場合は展示情報、ライブ中継は必ず確認してください。

津競艇場 予想攻略のコツ!風をリアルタイムで確認する

ライブ画面には、1つ前のレース終了時のコンディション(天候、波高、風向きと強さ)が表示されます。また、終わったレースのリプレイにも同様の表示があるので、過去のレースを分析する際に便利です。

もう1つ、現地のコンディションを詳しく知れるのが、展示航走後に公表される「とれたて情報」。

津競艇場 予想攻略のコツ!とれたて情報①

津競艇場 予想攻略のコツ!とれたて情報②

「とれたて情報」では、展示気配に加えて、レース前の気象状況や水面状態などが公開されます。

水面コンディションの変化が予想される場合、現地記者がいち早く注意喚起してくれる便利さ。予想する際には毎レース必ずチェックしましょう!

「当地勝率」と「スタート力」を重視

津競艇場 予想攻略のコツ!「当地勝率」と「スタート力」を重視

スタート、ターンともに風をしっかり読みながらの判断力が重要。当然、水面に対する慣れの度合いも結果に大きく影響してきます。

そこで参考にしたいのは「当地勝率・スタート力」です。

当地勝率は水面を乗りこなせているかだけでなく、モーターの機力を活かしきれているかどうかの基準にもなります。A1級であっても勝率が低いレーサーは意外と多いので、級別のみで判断するのはNG。

同じくスタート力も、開催が進むに連れて巧拙がはっきりしてくる特徴があります。その為、津のオフィシャルサイトで確認してほしいのは…

  • 過去のSTタイミング
  • トップスタートをきった回数

トップスタートのレースには”黄色い印”が付くようになっています。どんなコンディションでも踏み込めているか?予想に活用してください。

各コースの決まり手データに規則性なし

津競艇場 予想攻略のコツ!「3コース or 4コース」は実力重視

広い水面の津競艇は、幅広い決まり手が見られる傾向。したがって、1周1マークの展開をどう読むかが的中率に大きく影響します。

まずは各コースの勝ちパターンを知ることから。

津競艇場 予想攻略のコツ!各コースの決まり手にヒントあり

基本的に2コースは「差し」。まくりは1コースのスタートが大きく遅れた場合に限られると考えて良いでしょう。

問題は3,4コース。「まくり・差し・まくり差し」すべてに大きな偏りがない状態。決まり手を予見するのが難しい以上、残された判断材料は各選手の実力とモーター性能

データを見る限り、最内の差しから全速まくりまで選択肢が広いため、センター勢にはそれ相応の技術が求められます。判断が遅れると、5コースのまくり差しを許すことにもなりかねません。

スタートが揃いそうなら、センター勢は技量面およびモーターを評価することが適切かも。

安定板使用のレースは見送りが無難

津競艇場は伊勢湾の南側に位置し、外海にも開けている場所。

その影響を受けると、日によっては5m以上の強風となるレースもあります。そして、そのような気象状況の場合は「安定板使用」となるケースが多いです。

そこで、安定板を使用した過去のレース結果を見返しましたが…

津競艇場 予想攻略のコツ!安定板使用のレース結果①

津競艇場 予想攻略のコツ!安定板使用のレース結果②

  • 全く荒れずイン逃げが中心
  • イン逃げが決まらず万舟だらけ
  • 低配当・高配当が混在

天候が荒れているのに通常と変わらない日もあれば、イン勝率が全国平均を上回る水面とは思えない波乱の日も。

どちらかに偏っているなら勝負することはできますが、全く読めないレースに参戦するのは”お金を捨てる”のと同じ行為。手堅い勝利を望むのであれば、見送る決断が最良の選択だと思います。

ただし、あなたが穴党なら話は別。前半レースで”出目がぐちゃぐちゃ”だった場合は、万舟的中率が高くなる1日になるかもしれません。

「前日+展示後」のW予想も参考に

津競艇場 予想攻略のコツ!専門誌記者の進入予想&メモ

津競艇場の舟券予想で活用したいのが、オフィシャルサイト内にある2つの専門誌記者予想です。

レース前日から公開されているのが左の「進入予想&メモ」。主力選手の舟足やスタートなどを基に、記者目線での評価が記されています。

そして、展示航走が終わった後に更新されるのが、右の「フォーカス&とれたて情報」。先ほど紹介した風や天候の最新情報をはじめ、前日からの機力変化や目立った選手の穴情報なども掲載。

個人的におすすめする使い方は、イン逃げが危うい時の穴フォーカス。これまでの経験上、納得のいく予想だと実感しています。

僕は本命党なので実際に舟券は買ってませんが、穴予想で万舟的中したレースを何度も確認済み。

津競艇場 出目の傾向

津競艇で「出やすい目」を紹介します。出目の傾向を知っておくと買い目を絞りやすくなるので、主な特徴ぐらいは把握しておくように。

イン戦を素直に信頼できる占有率

順位 組番
占有率 平均配当
1 1 2 3 8.5% 890円
2 1 2 4 6.6% 1,213円
3 1 3 2 5.5% 1,608円
4 1 3 4 4.1% 1,682円
5 1 2 5 4.0% 2,000円
6 1 4 3 3.7% 2,266円
6 1 4 2 3.7% 1,802円
8 2 1 3 3.4% 3,214円
9 1 3 5 3.1% 2,153円
10 1 2 6 2.8% 2,598円

3連単上位は順当に内枠から。1コースのイン逃げに続く2着目は4コースまで、3着目は5コースまで高め。

スジではない「1-4-3」も占有率は高く推移しており、攻め手の広いセンター勢が舟券に絡む予想が必要かもしれません。

津の3連単推奨買い目は「1-234-2345(9点)」

「1-2」の2連単を信頼する線舟券なら、出目の上位に来ている「1-2-6」も買い足しておけば万全でしょう。

イン逃げ失敗でも1号艇は残りやすい

順位 組番
占有率 平均配当
11 1 5 2 2.2% 2,948円
12 2 1 4 2.0% 3,542円
12 1 3 6 2.1% 3,118円
14 1 4 5 1.8% 3,902円
15 2 1 5 1.6% 6,923円
15 3 1 4 1.6% 5,359円
15 1 4 6 1.6% 3,627円
18 1 6 3 1.5% 5,997円
18 1 5 3 1.5% 4,372円
20 1 5 4 1.3% 7,719円

3連単の出目は11位以降も1号艇の連対が続き、イン逃げが失敗しても大負けにはなりにくい傾向。

中心となるのは、1号艇から外枠の2,3着になる組み合わせと、2コース1着となる「2-1」の出目。いずれもスリットが乱れたレースで期待できる目となり、平均配当も中穴クラスの魅力的な数字が並んでいます。

「2-3-全」の出目は高配当期待

順位 組番
占有率 平均配当
21 3 1 2 1.2% 6,429円
22 2 3 5 1.1% 10,421円
23 2 1 6 1.0% 7,863円
23 1 6 2 1.0% 4,841円
25 4 1 6 0.9% 11,192円
25 2 3 4 0.9% 8,348円
25 2 3 1 0.9% 7,275円
25 1 6 4 0.9% 6,945円
25 2 4 1 0.9% 6,938円
30 3 4 2 0.8% 11,072円

1コースの機力が明らかに劣る場合、高配当を期待したいのが「2-3」の出目。

イン逃げが完全に沈む展開は、2コースが「直まくり」に出るパターン。3コースが展開をついて追尾するスジとなります。

津競艇場 出目の傾向!「2-3-全」の出目は高配当期待

格下レーサーが展開の助けで流れ込めば思わぬ高配当も。「3-2」のウラ目は頻度が少ないため、高配当狙いなら「2-3-全」が得策かも。

直まくりの荒れ展開はどの競艇場でも共通することですが、津競艇の「2-3」は他より頻度高めです。

津競艇場で狙いたい企画レース

津競艇場の1コース勝率に大きく貢献している2つの企画レース。また、ファンにとっても予想しやす番組構成なので、少しでも利益を出したい人には超おすすめ!

大回収は期待できませんが、初心者でも高的中率を狙えるレースです。

ツッキーレース(第1レース)

津競艇場で狙いたい企画レース「ツッキーレース(第1レース)」

公式キャラクターの名前がそのままレース名になった「ツッキーレース」。

1号艇にA級選手、2~6号艇にB級選手という構成になっており、朝イチの第1レースに開催されます。ちなみに、女子戦だと「ツッピーレース」に名称が変わります。

津競艇場で狙いたい企画レース「ツッピーレース(第1レース)」

格上レーサーのイン戦ということでイン逃げ信頼度は高く、1日のスタートは幸先の良い結果が残しやすいはず。

もし、悪天候時に穴を狙う場合も、1号艇は2着目に残して組み立てるのが得策。第1レースで開催後半は成績が振るわないB級選手が組まれるケースも多く、イン戦の堅実さ申し分ありません。

直近30レースの結果
  • イン逃げ率:70%(21/30)
  • 平均配当:6,988円
  • 高配当は2,4コース1着多め

5ールドレース(第5レース)

津競艇場で狙いたい企画レース「5ールドレース(第5レース)」

1号艇にA級選手、2~6号艇にB級選手のメンバーとなる「5ールドレース」。

第1レースの「ツッキーレース」と同様に予想はしやすく、イン戦を高く信頼して舟券を買うことができます。

当然、1コースの1着率は高く推移していますが、開催後半は”予選ボーダーに届かないA級選手”が登場するケースも。不調である可能性も視野に入れ、評価を若干下げた方がいいかも。

不調を引きずっているようであれば、配当が美味しい「2-1」を抑えるのもあり。

直近30レースの結果
  • イン逃げ率:70%(21/30)
  • 平均配当:6,721円
  • 2コース勝率:16.7%(5/30)
  • 2コース1着時は全て「2-1」

津競艇場を得意とする選手

津競艇と相性の良いボートレーサーを3名紹介します。番組表にいる場合は、軸として予想することをおすすめします。

井口佳典(三重)

津競艇場を得意とする選手「井口佳典(三重)」
名前 井口佳典(いぐちよしのり)
登録番号 4024(85期)
生年月日 1977年8月22日
身長/体重 167cm/53kg
血液型 A型
出身地/所属支部 三重県/三重支部
公式ページ プロフィールはこちら

2008年のSGグランプリを優勝した三重のエース「井口佳典」選手。

津の水面では周年、地区選を問わず何度もG1を制しており、実績面での信頼度は文句なしのナンバーワンです。

当地勝率は驚異の9点前後。グレード開催だけでなく一般戦での登場機会も多く、お正月開催で完全優勝を達成した実績もあり。津の水面を知り尽くした無双ぶりには太鼓判の信頼を置いて問題ありません。

新田雄史(三重)

津競艇場を得意とする選手「新田雄史(三重)」
名前 新田雄史(にったゆうし)
登録番号 4044(96期)
生年月日 1985年2月19日
身長/体重 169cm/54kg
血液型 B型
出身地/所属支部 三重県/三重支部
公式ページ プロフィールはこちら

2013年のオールスター初Vで大ブレイク以降、SG戦線でも活躍を続け、地元を代表するレーサーの1人となった「新田雄史」選手。

井口選手同様に、地元一般戦での登場機会が多く、GW開催での強さが特に目立っています。

津での勝率は8点台前半の高水準。過去には39走連続オール2連対という隠れた大記録もマークしています。コース問わず連対るする実力は、地元ならではの経験と言えるでしょう。

関浩哉(群馬)

津競艇場を得意とする選手「関浩哉(群馬)」
名前 関浩哉(せきひろや)
登録番号 4851(115期)
生年月日 1994年11月16日
身長/体重 158cm/50kg
血液型 O型
出身地/所属支部 群馬県/群馬支部
公式ページ プロフィールはこちら

遠征勢の中で好調ぶりが目立つのは、群馬支部の「関浩哉」選手。

まだまだキャリアはこれからですが、津の水面との相性はバツグン!2022年の当地記念G1では、初出場初優勝の快挙も成し遂げています。

当地勝率は8点台前半。大外6コースからでも複数回1着を奪っている捌きの良さが光ります。内外構わず多彩な技を繰り出せる強みが武器であり、今後に期待できるレーサーです。

まとめ

最後まで読むのは疲れたでしょうが、この記事で習得した知識は必ず活きる!

紹介させてもらった津競艇の「基本的な特徴・予想のコツ・出目の傾向」は、舟券攻略に欠かせません。あとはその知識を応用してもらえば、回収率100%を達成する日もそう遠くないはず。

また、銀行レースともいえる「企画レース」をはじめ、津を得意とする選手たちも狙いどころ。難しいレースはしっかり見すようにし、共に津攻略を頑張りましょう。

定期的に内容は更新していくので、また気になることがあれば覗きに来てください!

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