公営ギャンブルの中で最も当てやすく、勝ちやすいと言われている競艇。ただ、蓋を開けてみると”勝ち組”は少なく、大半の競艇ファンが養分になっている…なぜなのか?
その理由は、間違った予想の仕方を実践しているから。
当たり前のことですが、競艇に100%勝てる方法(必勝法)なんて存在しません。しかし、勝率を上げる予想法はあり、そのコツさえ掴めれば年間収支で勝ち越すのは可能です。
という訳で、この記事では「正しい予想の仕方」を解説します。また、舟券を購入する際の”心得”も紹介するので、養分を卒業したい方はぜひ最後までお付き合いください!
「リバースボート」の無料予想はとにかく当たります。
実際に試せば分かりますが、レースの選び方・買い目の絞り方はまさに本物。これほど高精度の無料予想は滅多にありません。
もちろん、信用できるまではエアー検証でOK。数レースで質の高さに気づくはずです。
競艇予想の仕方やコツ&心得10選
競艇で勝つために実践してほしい「予想の仕方&心得」がこちら。
- 競艇というギャンブルを理解する
- イン逃げレースで点数を絞る
- 1号艇の1着率・2号艇の逃がし率
- 競艇選手の実力・モーター性能を調査
- スタート展示の進入や直線タイム
- 直前情報で風の強さ・波高をチェック
- 舟券購入は締切直前に投票する
- 前づけなど荒れそうなレースは参戦しない
- 穴(万舟)狙いする人は結局負ける
- 身の丈に合ったベットマネジメント
どの項目も欠かせない情報です。全ての理解するまでに時間は掛かるでしょうが、本気で勝つことを目指しているなら試す価値はあると思います。
競艇というギャンブルを理解する
まずはじめに、競艇を理解せずに戦いを挑んでいる人が多すぎる。
公営ギャンブルだけでなく、それぞれのギャンブルには特徴があり、予想方法や買い方(賭け方)は異なります。その点を理解するだけで今後の収益は大きく変わっていくはずです。
競艇とは、競技の特性上「インコースが有利」な競技。そして、最大6艇しか出走しないうえ、1周1マークのターンでほぼほぼ決着します。
6艇しかいないということは…
全通り | 3連単平均配当 | |
競馬 | 4,896通り | 約135,000円 |
競輪 | 504通り | 約35,000円(9車) |
オート | 336通り | 約8,000円 |
競艇 | 120通り | 約7,300円 |
競馬・競輪・オートレースと比較して、的中確率は最も高い代わりに、平均配当は最も低くなります。
こうした事実を無視して舟券を買うのはあまりにも勿体ない。高配当が期待できる競馬であれば、それなりに買い目を増やしても一発のデカさで何とかなるでしょう。しかし、競艇で同じことをやっても勝つことはできません。
要は、競艇の買い方を実践することが大事。
【重要】参戦するのはイン逃げレースのみ
僕の競艇人生を懸けて言わせていただきます。
イン戦以外はやる必要なし
マジで重要なことなのでもう一度言います。元々の資金を増額させたいなら、イン戦以外は参戦する価値なし。
予想が「簡単 or 難しい」2つのレースがあったとしたら、どちらが当てやすいですか?
あなたの目的が「高配当を的中した時の興奮」なら話は別ですが、勝つこと(資金を増やすこと)を目的にしているなら、敢えて難しい方を選ぶ意味はないですよね。
おそらく、競艇ファンの9割は言って意味を理解しているはず。でも、実際に予想をはじめると欲が出てしまい、あれもこれも買い足しているのではありませんか?その気持ち、めちゃくちゃ理解できますw
しかし、最後にもう一度だけ…。イン戦以外は参戦する価値ゼロです。
イン勝率の高い競艇場で勝負せよ!
イン勝率トップ3 | イン勝率ワースト3 | |
1位 | 芦屋(64.7%) | 江戸川(42.3%) |
2位 | 大村(64.0%) | 戸田(42.9%) |
3位 | 徳山(62.2%) | 平和島(44.1%) |
上記は「イン勝率TOP3&ワースト3」の競艇場。
競艇場は全国に24場あり、北は群馬県から南は長崎県まで様々な地域に点在しています。その為、各場によって気象状況、競争水面のコースレイアウトや水質まで特徴はバラバラ。
そうした特徴の違いによって、インコースの勝率は最大で20%ほど差が生じてしまうのです。
当然、難水面として有名な「江戸川・戸田」を予想するより、イン天国と称される「大村・徳山」を予想する方が楽ですよね!
ワースト3に紹介した関係者の方々には大変申し訳なく思ってますが、競艇で安定的な収益を確保できるのは間違いなくトップ3に君臨する競艇場だと断言します。
1号艇の逃げ率・2号艇の逃がし2着率
プロ予想師も活用している「逃げ率&逃がし2着率」。
この情報を伝えている競艇サイトは少なく、本音を言うとあまり広まってほしくない予想法です。というのも、オフィシャルで公開しておらず、認知されすぎるとオッズが下がる一方なので…。
それほど予想には欠かせないデータであり、活用方法を覚えれば的中率アップに繋がるのは間違いないでしょう。
ではまず、1号艇(1コース)の逃げ率から。
1号艇が1コースから進入した際の「イン逃げ率」となります。この数値でイン逃げの信頼度が分かり、勝負して良いレースなのか判断することが可能。
逃げ率の基準は、60%を超えていることが最低条件。より精度を高めたい場合は70%以上のレースがおすすめです。
次に、逃がし2着率について。
逃がし2着率とは、1コースの艇がイン逃げを成功した場合、2~6コースの艇が2着に入る確率を示したもの。このデータのことを業界では「新概念データ」と呼ぶこともあります。
見方の説明は省略しますが、長年活用してる僕からちょっとだけアドバイス。
逃がし2着率の数値が割れている場合、オッズ次第で見送る判断もあり。率先して勝負してほしいのは、2号艇および3号艇の選手が突出して高い数値の時。最小点数で厚張りすることができ、高回収の結果が期待できます。
いずれにせよ、絶対に使ってほしい競艇データです。使い方をマスターするまでに少々時間は掛かりますが、ぜひとも今日から活用してください!
逃げ率・新概念データの確認場所
あ、このデータがどこで知られるのか伝えてませんね(笑)
完全無料の競艇データサイト「ボートレース日和」にて公開されています。他にも有益すぎるデータが沢山あるので、優れた舟券師になりたいなら利用必須のサイトです。
競艇選手の実力・モーター性能を調査
インコースが有利な競技ではあるものの、選手の実力・モーターもレース結果に大きく影響します。それらのデータを確認する方法は…
オフィシャルサイトの出走表(上記画像)。
- 各選手の階級(ランク)
- フライング・出遅れ回数
- 全国勝率・連対率
- 当地勝率・連対率
- モーター・ボート勝率
- 今節の成績
正直、上記で紹介した「逃げ率・新概念データ」でも予想はできます。しかし、見やすさや情報量の面では公式サイトの方が優れているので、オフィシャルの出走表の確認はマストだと思っておきましょう。
出走する選手の階級チェック
予想に活用する出走表の見方は、まず先に選手の階級をチェック。A1・A2・B1・B2と4つの階級がある中、上位ランクほど実力がある選手という認識で問題ありません。
ただし、級別審査は1年に2回しかなく、審査期間中に勝率が変動していることも。
約1,600名いるボートレーサーのランク付けをする制度。審査期間は6ヵ月で、前期(5/1~10/31)・後期(11/1~翌4/30)の年2回。勝率などで各級別に割り振られ、1月1日・7月1日に適用される。
階級しかチェックしなかった場合、同じA1級でも実力差がかなり開いているケースはよくあります。また、B1級でもA1級に匹敵する選手はいるので、見逃さないためにも勝率は必ず確認してください。
モーターの連対率をチェック
ボートに推進力を与えているのはモーター(エンジン)です。そして、モーターごとに性能の良し悪しは違い、同程度の実力であれば機力の勝る選手が有利となります。
出走表に記載されている2連対率・3連対率は、選手の勝率と同様の計算式で算出されています。その為、数値が高いほど高性能モーターだと思って大丈夫ですが、覚えておきたいことが1つだけ。
モーター交換される日を同じにしてくれればいいのに、どの競艇場も交換時期はバラバラ。
競艇場別のモーター交換時期
- 桐生競艇:12月26日
- 戸田 :7月21日
- 江戸川 :4月23日
- 平和島 :6月18日
- 多摩川 :5月20日
- 浜名湖 :4月16日
- 蒲郡 :5月4日
- 常滑 :12月9日
- 津 :9月12日
- 三国 :4月1日
- びわこ :6月8日
- 住之江 :3月19日
- 尼崎:4月10日
- 鳴門:4月21日
- 丸亀:11月27日
- 児島:1月9日
- 宮島:11月16日
- 徳山:4月9日
- 下関:3月15日
- 若松:11月5日
- 芦屋:5月24日
- 福岡:8月13日
- 唐津:8月11日
- 大村:7月1日
※交換日は毎年前後します。
参考にするにもそれなりの期間が経っていないと意味がないので、いつ交換されたデータなのか?ある程度把握しておいた方が予想しやすいでしょう。
安定板使用の有無
出走表を見ているとたまに見かける「安定板使用」の表記。
安定板とは、ボートを安定させて転覆を防止するため板のこと。主に強風が吹いていたり、水面が荒れている時に使用されますが、安定板を装着するとレースにどのような影響を与えるのか?
- スピードが乗らない
- まくるのが難しくなる
上記の影響から「インコース有利」が増すと言われています。
競艇は元々イン有利な競技ですが、安定板使用のレースではさらに信頼度が増すと予想する人が多いかも。とはいえ、そもそもの天候が荒れているので、僕は見送ることが多いです。
直前情報(スタート展示・気象情報)は必見
レースが始まる15~20分前に公開される直前情報。この中で注目してほしいのは…
- 展示タイム
- チルト角度
- スタート展示
- 気象情報
展示タイムは、バックストレッチ側の直線タイム。このタイムが少ないほど伸びのあるモーターだと予想できます。
チルト角度は「-0.5度に調整」するのが一般的で、チルトを跳ねるほど伸び特化の仕様に。アウトコースに跳ねている選手がいれば注意が必要。※有名なのは「阿波勝哉・菅章哉」選手など。
スタート展示は進入隊形を予測する情報であり、これなしでは予想できません。進入が乱れていないか?展示で必ず確認しましょう。
気象情報で注視すべきポイントは「風・波高」。別項目でも詳しく解説しますが、追い風はインコース、向かい風はアウトコースが有利に働きます。
ご覧の通り、直前情報のページは重要な予想情報が満載です!
前づけなど荒れそうなレースは見
基本的に「前づけレース」は見をおすすめします。なぜなら、枠なりより予想難易度が上がってしまうから。
- 通常の助走距離をキープできない
- 深インとなるケースが多い
- ダッシュ勢の一撃まくりが決まりやすい
前づけを敢行するする選手がいた場合、内側の選手はコースを奪われないために抵抗します。そして、抵抗するほど助走距離が短くなっていき、スピードを乗せられないままスタートを迎えます。
仮にスタートが揃ったとしても、最高時速に達したダッシュ勢には太刀打ちできず…。1マークで何もできず沈んでしまうケースが多いのです。
もちろん、前づけレースであっても順当に決着することはあります。ただ、枠なりより荒れる可能性が高くなるのは間違いなく、少ない点数で的中させるのは難しくなるでしょう。
参考までに、深インとなった代表的なレースをご覧ください。
6コースからインコースに前づけを敢行した「深川真二」選手。
無理やりすぎる前づけだったこともあり、起こしは前代未聞の45m。当然、スリット通過後にまくられてしまいますが、道中で粘りの走りを見せて3着に入ります。
深川選手は絶対に4コース以降を走らない「イン屋」としても有名ですが、さすがにこの前づけはヤバすぎ(笑)ある意味、後世に語り継がれる伝説の前づけレースとなりました。
暗黙のルールで新人選手は6コースから
デビューしたばかりの新人は「6コース進入」という暗黙のルールが存在します。
ボートレーサー養成所で1年の訓練を受けたとはいえ、先輩レーサーとの実力差は天と地ほど。その状態でレースに交じっても勝つのは難しいうえ、他艇との接触で大事故に発展するリスクも。
その為、そういったリスクを未然に防止するため、デビューから半年程度は大外6コースへ自動的に回るのが通例です。
点数を絞って無駄な買い目は削る
競艇において多点買いするのはご法度です。当然、的中率は高くなりますが、多くのレースで「トリガミ」となってしまい、最終的な収支はマイナスとなるはず。
「いやいや、万舟が一度でも当たれば何とかなるだろ」
確かに、たまたま高配当を的中できれば、その日の収支はプラスに転じるかもしれません。ただ、それは完全に”運任せの勝負”であり、99%の確率でカモとなるでしょう。
競艇は1つの会場で12レース行われ、7,8割は堅い決着となります。低配当のレースなんて3連単で10倍以下…。
こんな配当で万舟狙いをしていたら破産確実。あくまで結果論ですが、皆さんの想定より万舟率は低く、10~15倍程度で決着する競技だと覚えておいてください。
そういった実態を考慮したうえで、あなたが買うべき点数は4~6点程度。
その点数なら外れても負けは最小限で済み、当たれば大きな回収をすることが可能です。ちなみに、僕はこの買い方で直近2年はプラス収支を継続しています。
舟券購入は締切直前に投票する
あまり周知されていない舟券の購入方法がこちら。
- 10分以上前のオッズは信用しない
- 最低でも締切3分前から購入する
- ネット投票なら更にギリギリがベスト
競艇のレース間隔は、前半が30分程度、終盤が35~40分程度しかないため、のんびりと予想している時間はありません。そういった事情もあって「間に合わないといけないから」と焦って早めに投票する人が多いように思えますが・・
スタート展示が終わった時点のオッズは参考になりません。
オッズが最も動くのは締切5分前からであり、早めの投票だと損をしてしまう可能性大!競艇場で買うなら3分前、ネット投票ならもう少し遅いぐらいがベストなタイミングと言えます。
「締切後のオッズを確認したら半分になってる…」なんてことは日常茶飯事。特に売上の少ない一般戦では、あなたが思っている以上にオッズは動きます。
舟券を前もって購入するデメリット
競艇は開催されるレース数が多い分、1レースあたりの売上は大して多くありません。したがって、オッズの偏りが起きやすく、稀に投票する価値のないオッズが出現します。
その副作用として考えられるのは「トリガミ」です。
オッズが動いている最中に購入してしまうと、そのリスクを回避するのは不可能。せっかく少ない点数に絞って当てることができても、リターンがトントン、もしくはガミってしまっては意味がないですよね。
舟券を買う目的は何ですか?「的中させて利益を出すこと」のはず。オッズ買いは推奨しませんが、期待値を下回るオッズの時は買わない判断も必要となります。
万舟は狙える!でもおすすめはしない
- イン勝率の低い競艇場選ぶ
- インコースに格下選手がいる
- 4カドにスタート巧者がいる
- 天候の荒れている日(強風で向かい風など)
以上のようなレースを選択すれば「万舟を狙う」ことは可能です。
ただし、本命をズバっと当てるのとは違い、穴狙いは展開を読むのが困難。1着を当てられてもヒモまでは予想できないので、それなりに点数を多めに買う他ありません。その結果、投資はかさんでいく一方。
しかも、たまたま的中できれば御の字ですが、万舟が出現する確率は高くて20%前後、低い競艇場だと10%そこそこといった感じ。
順位 | 万舟率TOP5 | 万舟率ワースト5 |
1位 | 大村(12.4%) | 戸田(20.3%) |
2位 | 徳山(13.2%) | びわこ(19.4%) |
3位 | 蒲郡(15.1%) | 鳴門(19.2%) |
4位 | 津(15.2%) | 多摩川(18.8%) |
5位 | 住之江(15.6%) | 平和島(18.7%) |
12レースやって万舟となるのは2レース程度。さらに、そのレースを的中できるとは限らいので、効率的な投資とは到底言えません。
結局、競艇で高い勝率を維持するには「手堅く本命を当て続ける」のが最良の策です。
身の丈に合ったベットマネジメント
競艇のみならず、ギャンブルで勝つには「ベットマネジメント」が欠かせません。
- ベット額を一定に保てない人
- 自信のないレースも買っちゃう人
- 使ってはいけないお金にすぐ手を出す人
上記に1つでも該当する人は、破産する素質のあるギャンブル中毒者。競馬のように大きな勝ちが望めない競艇において、最終的に勝ち組となるのはほぼ不可能でしょう。
まず、収支によってベット額を増減してしまう人。よくあるのが、前半の勝ち分を最終レースにぶち込み、コツコツ積み上げたプラスを崩壊させるケース。こんなことやってたら一生カモのままです。
次に、自信がないのにとりあえず買う人。共感できなくはないですが、そういったレースは外れるようにできていますw
最後に、背伸びした買い方をしてしまう人。余裕のない資金で投票する場合、平常心で予想できなくなります。よって、我を忘れてオッズ買いしてしまったり、一発逆転を狙って灰になるケースがほとんど。
あなたは本当に競艇で勝とうとしていますか?
YESと回答するなら、ギャンブルという感覚は捨てて、少額でも資金を増やす”投資”だと言い聞かせてください。
実際、お伝えした舟券術で僕はプラス域の人間です。周りにも同様の勝ち組は複数いるので、今日から養分の考え方を改めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
書きたいこと綴っていたら長くなっちゃいました…。すいません。
でも、お伝えした「予想の仕方・攻略のコツ」は、競艇初心者にとって重要なことです。また、他サイトとは違って予想紙で培ったノウハウであり、信憑性はそれなりに高いと思います。※自画自賛で申し訳ない。
今後も競艇で勝つための情報を発信していくので、少しでも参考になったと他の記事もぜひご覧になってください!
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