艇界のまくり姫として知られる「高田ひかる」選手。
道中の粘り強さが武器だと思っていた高田選手は、自分の事を見誤っていたそうw
「細川裕子」選手にスタート一気タイプと言われ、初めて自分そういうタイプだと気付いたといいます。
それから伸び型について勉強するようになり、プロペラや整備などにより伸び型仕様になり、今のレーススタイルを確立。
まくり姫といわれるまでのレーサーへと変貌を遂げました。
今回は、そんな高田ひかる選手について紹介していきたいと思います!
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高田ひかるとは?
1994年8月5日生まれ、三重県伊賀市出身のボートレーサー。
高田選手は、中学時代からバレーボール部に所属し伊賀白鳳高校では主将を務めるほどの実力の持ち主でした。
高校3年生の時に、やまと競艇学校(ボートレーサー養成所)に合格。秋頃には高校を中退しています。
基本情報・プロフィール
公式画像 | |
名前 | 高田ひかる(たかだひかる) |
登録暗号 | 4804 |
生年月日 | 1994年8月5日 |
身長 | 157cm |
体重 | 49kg |
血液型 | A型 |
支部 | 三重 |
出身地 | 三重県 |
登録期 | 113期 |
級別 | A1級 |
師匠 | 本部めぐみ |
競艇選手を目指したきっかけ
小3の時に、父に津競艇場に連れていってもらって一目惚れしたことがきっかけでボートレーサーの道へ。
初めて見たレースで転覆があり、当時の高田選手は子供ながらに「すごい!おもしろい!」と感じたといいます。
それ以降、毎週のように蒲郡や住之江にも連れて行ってもいたそうです。
元々、「人と違うことをしたい」という性格から、競艇選手になりたいという気持ちが強くなっていきました。
やまと競艇学校には4度目の受験で合格。「4度目は普通にやってもダメだと思ったので、面接で試験官を笑わせにかかりました」とインタビューに答えています。
高田ひかるの師匠は「本部めぐみ」
公式画像 | |
名前 | 本部めぐみ |
ふりがな | ほんぶめぐみ |
登録暗号 | 3704 |
生年月日 | 1973年11月28日 |
身長 | 157cm |
体重 | 47kg |
血液型 | AB型 |
支部 | 三重 |
出身地 | 神奈川県 |
登録期 | 74期 |
デビュー日 | 1994年5月12日 |
趣味 | 温泉巡り |
1973年11月28日生まれ、神奈川県出身のボートレーサー。
三重支部のボートレーサーだった夫の「本部真吾」元選手と結婚し、東京支部から三重支部へと移籍。旧名は西村めぐみ。
1998年と2003年に「G1女子王座決定戦」のタイトルを獲得していますが、2013年から優勝が遠のいています。
男子選手を弟子に持つ女子選手は業界初
公式画像 | |
名前 | 中野孝二 |
ふりがな | なかのこうじ |
登録暗号 | 5183 |
生年月日 | 1998年12月8日 |
身長 | 166cm |
体重 | 57kg |
血液型 | B型 |
支部 | 三重 |
出身地 | 三重県 |
登録期 | 128期 |
デビュー日 | 2021年5月21日 |
1998年12月8日生まれ、三重県出身のボートレーサー。男子選手を弟子に持つ女子選手は業界初。
中野選手が落ち込んでいるところに、高田選手が力になれればと相談を聞いていたそうです。
相談し合える仲になった中野選手は高田選手に土下座して「師匠になってください!」と懇願したといいます。
高田ひかるのレース特徴
高田ひかる(期別成績) | |||
勝率 | 6.54 | 2連対率 | 49.40% |
3連対率 | 62.88% | 出走数 | 97回 |
優出 | 3回 | 優勝数 | 0回 |
平均ST | 0.21 | F | 1回 |
出遅れ | 0回 | 能力 | 55 |
1着 | 29.9% | 2着 | 19.6% |
3着 | 13.4% | 4着 | 18.6% |
5着 | 6.2% | 6着 | 10.3% |
高田選手のレース特徴といえば、やはり豪快なまくり。特に2・3コースで決まっていることが多く見られます。
2コースでは差しが決まりやすいという特徴があるにも関わらず、直まくりを決めてしまう高田選手は相当伸び型に特化している選手といえるでしょう。
逆に弱点となるのは、インコースからの1着率が48.8%と50%を下回っています。
実際にレースを観ているとインコースから連対することは多いものの、イン逃げできず飛ぶこともしばしば。
高田ひかるの同期レーサー(113期)
高田ひかる選手と同じ113期の活躍している主なレーサーを紹介します。
椎名豊
公式画像 | |
名前 | 椎名豊(しいなゆたか) |
登録暗号 | 4787 |
生年月日 | 1988年9月16日 |
身長 | 164cm |
体重 | 52kg |
血液型 | A型 |
支部 | 群馬 |
出身地 | 群馬県 |
登録期 | 113期 |
級別 | A1級 |
師匠 | 金子猛志 |
1988年9月16日生まれ、群馬県出身のボートレーサー。
やまと競艇学校時代からリーグ勝率7.26、準優出3回、優出6回という優秀な成績を収め、プロデビューを果たしています。
2022年7月には、大会最高峰のSG、4度目の出場でオーシャンカップ初優勝を飾りました。
中田達也
公式画像 | |
名前 | 中田達也(なかたたつや) |
登録暗号 | 4802 |
生年月日 | 1993年8月30日 |
身長 | 169cm |
体重 | 54kg |
血液型 | A型 |
支部 | 福岡 |
出身地 | 福岡県 |
登録期 | 113期 |
級別 | A2級 |
師匠 | 塩田北斗 |
1993年8月30日生まれ、福岡県出身のボートレーサー。
リーグ戦勝率7.69第1位。さらに、卒業記念競走を制覇した113期やまとチャンプ。
初優勝を果たしたレースでは、G1覇者の赤坂俊輔、白水勝也、地元の鶴本崇文ら強敵を破り優勝を飾っています。
マイケル田代
公式画像 | |
名前 | マイケル田代 |
ふりがな | まいけるたしろ |
登録暗号 | 4780 |
生年月日 | 1986年2月3日 |
身長 | 162cm |
体重 | 53kg |
血液型 | O型 |
支部 | 東京 |
出身地 | 栃木県 |
登録期 | 113期 |
デビュー日 | 2013年11月1日 |
趣味 | 子供とゲーム |
1986年2月3日生まれ、栃木県出身のボートレーサー。
マイケル田代選手は決して優秀と言える選手ではありません。しかし、びっくりするほどイケメン。
イケメンレーサーとして取り上げさせてもらったマイケル選手の記事はこちら。
デビューから現在までの成績
2013年11月3日、わずか19歳にしてデビューした高田ひかる選手。
やまと競艇学校時代は、リーグ勝率3.50と決して優秀と言える成績ではありませんでした。
しかし、デビューから自身に合ったレーススタイルを見つけ着実に勝率を上げてきているのが分かります。
年 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 |
2013 | 1.23 | 0.0% | 0.0% | 4.5% |
2014 | 1.66 | 0.0% | 0.0% | 3.6% |
2015 | 2.78 | 1.8% | 6.5% | 17.9% |
2016 | 4.40 | 9.8% | 25.5% | 38.9% |
2017 | 5.02 | 14.9% | 30.5% | 47.3% |
2018 | 5.70 | 26.8% | 40.2% | 55.3% |
2019 | 6.06 | 23.2% | 41.9% | 63.7% |
2020 | 6.21 | 27.8% | 44.7% | 63.9% |
2021 | 6.72 | 37.9% | 50.2% | 63.0% |
2022 | 6.55 | 26.1% | 46.1% | 61.9% |
初出走
高田選手のデビュー戦は2013年11月3日、津競艇場で開催された「三健の黒にんにく「雪国の力」杯」初日、第1レース。
進入隊形は「123456」の枠なり。高田選手は6号艇6コースからスタートしますが、コンマ40のドカ遅れとなり6着という結果に。
初勝利
高田選手が初勝利を飾ったのは、デビューから1年4カ月経った通算139走目のことでした。
2015年3月7日に丸亀競艇場で開催された「G3オールレディース第23戦」4日目、第11レース。初勝利がG3という事もあり強豪メンバーが揃っていました。
階級は当時の階級ですが、3号艇の深川選手や、4号艇の西村選手もかなり強豪選手です。
進入は「123/465」。高田選手は6コースからコンマ14のスタートで大外から握ってまくりダントツのトップでゴール。
3連単145,210円の特大万舟券に貢献し、初勝利を飾りました。
- 1号艇A1:日高逸子
- 2号艇A1:平高奈菜
- 3号艇B2:深川麻奈美
- 4号艇B2:西村美智子
- 5号艇B2:高田ひかる
- 6号艇B1:松堂留美
初優勝が懸かった選手同士の争いに
予選を「12113221」の全連対で迎えた通算5回目の優出で絶好の1枠をゲット。高田選手とは別に、4号艇の原加央理選手も初優勝が懸かっていた優勝戦でした。
舞台となったのは2018年5月30日の下関競艇場。「日本スポーツエージェントカップ男女W」。
1コースからスタートした高田選手が少し膨らみ、4号艇の原選手の舳先がささり、優勝が懸かった選手同士のドラマチックな展開に。
高田選手も負けじと全速外マイで原選手に差をつけ初優勝を勝ち取りました!
獲得賞金(年収)
高田ひかる選手は2017頃から急成長を遂げ、獲得賞金もうなぎのぼりに上がっていきました。
2018年には、獲得賞金は倍以上になり、さらに2019年には2,400万円を突破。その後も2,000万円をキープし成長の様子が獲得賞金にも現れています。
年 | 獲得賞金 |
2017年 | ¥6,621,000 |
2018年 | 13,673,000円 |
2019年 | 24,151,000円 |
2020年 | 20,804,000円 |
2021年 | 21,624,000円 |
高田ひかるの趣味とは?
高田選手は趣味が多い選手です。ハマったらとことんやる性格で、どの趣味も結構本格的。
そんな、高田選手の趣味を紹介していきます。
整理収納アドバイザー2級の資格を取得
高田選手は、片付けが好きで「整理収納アドバイザー」2級の資格を取得してしまうほど本格的。
片付け好きな人はいると思いますが、片付けが好きで資格を取ってしまう人は中々いないはずw
部屋を見ても物はしっかり整理され、余計なものを部屋に置かない高田選手はミニマリストなのかも。
時には妹の家まで片付けに行ったりするそうです。
恥ずかしながら一部お家公開です🤣
先日言うとった資格は、
整理収納アドバイザーです🙂“選手としても人としても成長するF休み”を
モットーに 今までオリジナルでやってた
整理収納(元から整理片付けは大好き)を
どうせならしっかり知識をつけたいなおもて
チャレンジすることに決めました😋 pic.twitter.com/lJLtYOVh6l— 高田 ひかる (@hiiiii4804) May 26, 2020
スタート力の秘訣はスロットの目押し?
画像のアンケートにもあるように、高田選手は、パチンコ・スロットが大好きです。
親が好きで、子供の頃に家にあったプレイステーションのソフトが、スロットとテトリスだったことから自然とハマっていったそうです。
大人になり、パチンコ店に入れるようになってからは、開店から閉店まで狂ったように1日中やっていたことも。
三重県のパチンコ店は大晦日になると24時間営業になる事で有名です。31日のお昼に行って元日の閉店までやったこともあるほどのスロット愛。
このスロットがレースでも生きていると高田選手はいいます。目押しができるようになってからは、時計もよく見えるようになったし、1Mも展開を突けるようになったそうです。因果関係は分かりませんがw
ただ、犬を飼ってからは練習後に1~2時間するのが精いっぱいで、家にスロットの実機を2台設置してるそうですw
マクロスFのコスプレニコニコ超会議へ
高田選手は同じボートレーサーの「清水沙樹」選手と仲が良く、マクロスFのコスプレで、幕張メッセのニコニコ超会議に行ったこともあるようです。
コスプレは少しかじって、これからという時にコロナ禍になってしまいコスプレのイベントなどが無くなってしまったといいます。
アニメはエヴァンゲリオンが好きなで練習着も渚カヲルのプラグスーツのデザインになっていますが、実際はアスカが好きみたいw
御朱印集め
最近は、御朱印を集めという新しい趣味を見つけたようです。
始めたきっかけは、もともと神社仏閣は好きである日、椿大神社に呼ばれている感じがして、急に行きたくなったとのこと。
そこで御朱印帳を売っているのを見つけ、それから御朱印を集め始めたといいます。
高田ひかるの彼氏の存在や結婚について?
高田選手の結婚について調査してみましたが、有力な情報はありませんでした。
YouTubeチャンネル「ボートの時間!」で要所要所、永島さんにイジられているところを見ても本当に彼氏もいないような様子でした。
収入も上がり安定もしてきているので、もしかしたら近々おめでたい報告もあるかもしれませんね!
高田ひかるのSNS(ツイッター・インスタグラム)
高田選手はTwitterのみを開設しています。
投稿内容はボートレースが主な内容ですが、レースの裏側などが見れる内容となっているので興味がある方はぜひご覧ください。
高田ひかる:まとめ
今回紹介した「高田ひかる」選手をまとめるとこんな感じ。
- 中学時代からバレーボール部に所属し高校では主将を務めるほどの実力
- 小3の時にレース場へ行き、転覆をみて面白いと思ったのがボートレーサーになったきっかけ
- 高田ひかるの師匠は本部めぐみ
- 業界初の男子選手を弟子に持つ女子選手
- 高田ひかるの特徴はまくりが得意
- 獲得賞金は2,000万円台をキープ
- 高田ひかるは多趣味
- 高田ひかるは結婚していない、また彼氏も今はいない
- SNSはツイッターのみを運用している
グレードレースの優勝経験はないものの、上位グレードレースの出場も増えてきている「高田ひかる」選手。
自身も口にしている「大事なところで決めきれない」という高田選手の課題となるのは、インコースからの1着率を上げること。
その課題がクリアできばタイトル獲得はもう目の前のはず!
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