常滑競艇で勝てる予想法!攻略のコツは特徴を知ること

常滑競艇で勝てる予想法!攻略のコツは特徴を知ること

特徴を知れば「常滑競艇場」は断然勝ちやすくなる!

常滑の水面はしっかり握って回れる広さがあります。ただ、海からの気まぐれな風がレースに影響をもたらすので、イン勝率は低く思われがちですが…。

データを見る限り、東海地区の他場に比べて攻略難易度は意外と低め。もちろん、イン天国の場とは決して呼べませんが、特徴や出目などのデータ分析をすることで的中率を上げることは可能です。

はたして、常滑競艇を攻略するコツとは?そのことについて僕が知っている知識を全て共有していきます。

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常滑競艇場の特徴

常滑競艇場のコースレイアウト

住所 愛知県常滑市新開町4-111
電話番号 0569-35-5211
水質 海水
開催時間 デイレース
チルト角度 -0.5/0/+0.5/+1.0/+1.5/+2.0/+3.0
モーター交換 12月頃
うねり なし
水位変化 なし

ボートレース常滑は、名古屋の南、知多半島の一部となる常滑市にある競艇場。中部国際空港(セントレア)からは電車で約5分。遠方からのアクセスが良い場所に位置しています。

常滑競艇場の位置(航空写真)

水面は東西に伸びるレイアウトとなり、スタートは東から西に向かう方角。バック側には広いスペースがあり、1周1マークでは内外の握り合いによるスピード戦も多く見られています。

海水面だがうねり・水位変化はなし

常滑競艇場の特徴!海水面だがうねり・水位変化はなし

常滑競艇場の水源は、伊勢湾から流れてくる海水です。

競走水面はプールで囲われていますが、一部海水が流入する場所がある構造となっています。

ただ、前検日から開催終了までの期間は水門が閉じられているため、レース中に外から海水が流れ込むことはありません。よって、うねりや水位変化といった”海水面特有の現象”を考慮する必要はなし。

軟らかい水質で乗りやすさのあるコンディションが保たれやすい常滑です。しかし、唯一その水面を荒らす要素となり得るのが、次の項目で触れる「風」です。

伊勢湾からの風は向きも強さも複雑

常滑競艇場の防風ネット出典:Google Map

常滑競艇場の周囲には高い建物が少なく、風の影響を受けやすい環境であることが大きな特徴といえます。

1マーク側の防風ネットで海側からの風(スタートラインに対して向かい風)はいくらか緩和されますが、他の方向から吹き込む風は防ぐことができません。特に、春の季節は予測が難しいようです。

常滑でGWに開催された全レースの風データを見れば、その意味を理解できるはず。

常滑競艇場の特徴!伊勢湾からの風は向きも強さも複雑

季節的に晴れれば向かい風、天気が崩れれば追い風基調ですが、左右問わず横風に変わる時間帯も多く見られます。

選手によっては2回乗りの前半と後半で逆の風向きとなる場合もあり、スタートを合わせづらい気象状況となるでしょう。

前後半で風向きが異なる日は、展示チェックは必須。もし、極端にズレていたら危険信号の合図かも。

他場とは違った特徴のピット

常滑競艇場のピットには他場と少し違った特徴があります。それはボートを納める枠が他場よりも長いこと。

まず、一般的なピットサイズの尼崎からご覧ください。

常滑競艇場の特徴!尼崎競艇のピット①

常滑競艇場の特徴!尼崎競艇のピット②

ご覧の通り、尼崎のピットは艇の半分以上が外にはみ出しています。このサイズを見たうえで「常滑競艇のピット」と比べてみましょう。

常滑競艇場の特徴!常滑競艇のピット①

常滑競艇場の特徴!常滑競艇のピット②

枠が艇の先端近くまでせり出しており、それぞれの艇が中にしっかり格納されているのが分かります。長さの違いは一目瞭然ですね。

常滑の長いピットは「ピット離れの難しさ」に影響します。

通常のピットでは離れた後に多少ブレても支障は少ないですが、常滑の場合は枠が長い分、ピット離れで左右にブレると枠にぶつかり、減速の原因になる可能性が高くなるのです。

常滑では慎重にピットを離れていくことが必要。小さなミスでコース取りに失敗するリスクがあるので、常滑に慣れていない選手は要注意。

常滑競艇場のコース別入着率

有利なコース、不利なコースの把握は予想に欠かせない基本データの1つ。

イン逃げ成功率だけでなく、2コース以降の艇が舟券にどう絡むのか?その展開を読むことも大切な予想材料となります。

常滑競艇場には”コース別入着率”に大きな特徴があるので、しっかりと頭に入れておきましょう。季節ごとのコース別入着率は以下の通りです。

常滑競艇場のコース別入着率①

常滑競艇場のコース別入着率②

常滑競艇場のコース別入着率③

常滑競艇場の1コース1着率は通年で57%

同じ東海地区の津競艇とほぼ変わらず、全国平均よりもやや高いアベレージ。ただ、春と秋~冬では勝率に開きがあり、季節ごとに変化する点には注意が必要です。

2~4コースの1着率はほぼ数字を分け合っていますが、ここも季節によってバラつきがある点に注目。

2コースは秋、4コースは秋~冬に1着率が少し増加。2着率は順当に内側から数字が高く、5~6コースの食い込みは展開の助けがないと難しくなっています。

常滑競艇場 予想攻略のコツ

「乗りやすい水質だが、風向きによってはスタートもターンも難しくなる」

このように話す地元選手も多い常滑。予想を難解にする「海風」をはじめ、攻略するためのポイントは以下の5つ。

  • 「春の1コース」は数字以上の高い信頼度
  • スピード水面だが「行き足」は必須
  • コース別の決まり手は展開予想に欠かせない
  • 向かい風のレースは展示にヒントあり
  • 周回展示は2マーク旋回に注目

基本的な傾向を把握しておくだけでも、舟券の精度はアップするはず!

「春の1コース」は数字以上の高い信頼度

コース別入着率で紹介した通り、常滑では春の1コース1着率は「61.1%」と高め

ランダムに吹く風はどのコースにも影響し、結果的にイン逃げを有利にしている印象も感じられます。

ただ、1コース1着率に関しては、もう少し高い評価をする必要があるかも。後の項目でも触れますが「企画レースがない」ことがその理由です。

各競艇場が実施している企画レースの大半は、イン逃げ信頼度の高い”銀行レース”が組まれます。入着率はそのデータも含まれるので、企画レースの多い競艇場では必然的にイン勝率は底上げされます。

そうした事情を考慮すれば、常滑のイン勝率は他場より評価を上げるべきでしょう。

的中率を重視したい人にとって、春の常滑は絶好のシーズン。企画レースがない中、イン勝率60%オーバーの数字は純粋にインが強いことを意味します。

スピード水面だが「行き足」は必須

バック側が広い常滑競艇場。軟らかくて乗りやすい海水でもあることから、コースを問わず握って回れる水面です。

ただし、常滑にはもう1つ「モーターの回転が上がりにくい」という特徴も。

行き足の強化については勝敗を左右する大切な要素となっています。1周1マークの主導権争いにも影響することなので「オリジナル展示データ」で機力を確認することが大切です。

行き足の良し悪しを見る目安は「直線タイム」の優劣となります。

常滑競艇場 予想攻略のコツ!オリジナル展示データ「直線タイム」

常滑競艇場 予想攻略のコツ!オリジナル展示データ「直線タイム」②

「直線タイム」の計測箇所は、1マークの出口からバック側の中間点まで。

「まわり足タイム」の数字と2項目で上位にあれば、勝てるモーターに仕上がっていると判断できます。

コース別の決まり手は展開予想に欠かせない

常滑競艇場 予想攻略のコツ!1マークの展開パターン

1周1マークの展開を読むことができれば、舟券の予想にはかなりのプラス要素となります。

手掛かりは「決まり手の傾向」ですが、常滑競艇場のコース別決まり手を見ると特定の項目に偏りがあることが分かります。

常滑競艇場 予想攻略のコツ!コース別の決まり手は展開予想に欠かせない

ご覧の通り、2コースは「差し」、4コースは「まくり」がそれぞれ高水準。

2コースの差しが決まった場合、1コースのターンは流れる形。そして、3コースは間を突いての「まくり差し」が割合として多くなります。

この通りにならないレースもありますが、決まり手傾向を展開予想のベースとして活用できる点は重視すべき。

「この選手は差しがヘタだから2コースなら要らない」などの判断もつきやすく、買い目を絞るうえで大いに参考にしたいところです。

向かい風のレースは展示にヒントあり

常滑競艇場 予想攻略のコツ!向かい風のレースは展示にヒントあり

常滑競艇は「独特な風」に悩まされることも多いです。また、地元選手が口を揃えてコメントしているのが「向かい風が吹いた時の難しさ」。

回転が上がりにくい水面で”向かい風”となれば、スタートを合わせるのはますます困難に。スリットが凸凹になるレースも多くなるだけに、スタート展示のドカ遅れは結果に表れる可能性あり。

ちなみに、展示の遅れを埋めるのは「スリットオーバーの調整より難しい」とされています。

コンディションによっては起こしが早すぎてフライングとなるリスクも。特に開催初日は、スタートタイミングに苦しむ選手が多いので、展示は必ずチェックしましょう!

周回展示は2マーク旋回に注目

常滑競艇場 予想攻略のコツ!周回展示は2マーク旋回に注目

海からの風が水面に影響を与えることが多く、向かい風の時は2マークが乗りづらいという選手の声もあります。

「抜き」の決まり手は特徴に挙げるほど高くはないものの、2,3着争いがもつれた場合、2マークのターンで着順が入れ替わることは少なくありません。

その為、スタート展示と合わせて「周回展示のチェック」も予想には欠かせないポイント。

特に、2マークの旋回は、波が高くなるほど注意して見ておきたい予想材料となります。スムーズに回れているかどうか?しっかり確認して買い目の選択を行ってください。

常滑競艇場 出目の傾向

イン逃げの成功率はそこそこ高めの常滑競艇。予想において舟券の軸は決めやすくなりますが、はたしてヒモ(2,3着)はどのように決めれば良いのか?

実際のデータに基づく「出目の傾向」を解説します。

スロー勢の堅実さが目立つ

順位 組番
占有率 平均配当
1 1 2 3 7.8% 1,229円
2 1 3 2 5.1% 1,554円
3 1 2 4 4.9% 1,473円
4 1 3 4 4.1% 1,456円
5 1 2 5 3.9% 1,797円
6 1 2 6 3.4% 2,524円
7 1 3 5 3.2% 2,607円
8 1 4 2 3.0% 2,198円
9 1 3 6 2.8% 2,664円
10 1 5 2 2.7% 4,954円

上位15番目までイン逃げの出目となっており、軸としての安定感は高いといえます。相手についても内側のスロー勢が上位を独占。順当な出目傾向と考えて良さそうです。

以上のデータから、常滑の3連単推奨買い目は…

1-23-23456(8点)

イン逃げがさらに強固となる春の追い風なら、1-23-2345(6点)まで点数を絞るのもあり。

高配当が狙えるインからのヒモ穴

順位 組番
占有率 平均配当
11 1 4 3 2.7% 2,077円
12 1 4 5 2.2% 3,446円
13 1 6 2 2.1% 4,648円
14 1 4 6 2.1% 2,809円
15 1 5 3 2.0% 4,321円
16 2 1 3 1.8% 3,751円
17 3 1 4 1.4% 4,688円
18 2 1 4 1.4% 4,252円
19 1 6 4 1.3% 4,615円
20 1 5 6 1.2% 3,813円
21 1 5 4 1.2% 6,258円
3 1 5 1.2% 6,864円
23 1 6 3 1.1% 4,418円
3 1 2 1.1% 5,607円

1号艇は3連単出目の25番目まですべて2連対に絡んでいます。2,3号艇の1着もありますが、いずれも2着目は1号艇。少々舟券的な妙味に欠ける点は否めません。

配当的に美味しいのは、2,3号艇の1着ではなく、1号艇から外のコースへ流す買い方。スリットが乱れて2,3コースの壁が崩れた時には「1-456-456」の目も十分にあります。

番組によっては「イン逃げ万舟」となるレースもよく見かけます。少額ベットでいいので抑えておく価値は十分ありそう。

4カド頭なら3号艇は軽視でOK

順位 組番
占有率 平均配当
25 4 1 6 1.0% 9,530円
26 2 1 5 1.0% 8,819円
2 3 1 1.0% 9,585円
28 2 3 4 0.9% 9,179円
29 2 1 6 0.8% 6,134円
30 4 1 2 0.8% 5,276円
31 3 2 4 0.7% 10,039円
4 5 1 0.7% 9,898円
33 4 1 5 0.7% 8,721円
4 2 1 0.7% 11,120円
35 3 1 6 0.7% 7,778円
3 2 5 0.7% 8,383円
4 5 6 0.7% 7,598円

4カドの活躍はそれほど目立っていませんが、軸として予想した際の最上位は「4-1-6」。スジの「4-5」ではなく、1号艇が2着に残すパターンがここでも優勢です。

もう1つの特徴は、4コースが1着時に3コースが絡まないこと。3以外の数字は万遍なく入っているだけに、4カドまくりに沈められるパターンが出目傾向にしっかり表れています。

4号艇から買う場合、3号艇が舟券の相手となる可能性は低いと考えて問題ないでしょう。

常滑競艇に企画レースはないが…

常滑競艇場ではかつて「進入固定戦」を実施していた時代もありました。しかし現在は、すべて通常開催となっており、対戦メンバーに趣向を凝らした企画レースは開催されていません。

その代わり、常滑競艇場のオフィシャルサイトでは、予想に役立つさまざまなデータが豊富に揃っています。

常滑競艇に企画レースはないが…

オフィシャルで入手できるデータをまとめると…

  • スタート展示
  • オリジナル展示データ
  • 日刊スポーツ予想
  • 直前記者予想
  • V-POWER予想
  • 選手コメント
  • 枠番別入着率
  • モーター3節履歴

スタート展示やオリジナル展示データはもちろん、各選手の枠番別入着率や当地での過去の成績など、専門紙並みあるいはそれ以上の情報が1つのサイトで確認できます。

また、予想についても見解の異なる幅広い予想が公開されており、予想をアシストしてくれる強力な存在になると思います。

常滑競艇場を得意とする選手

風やピットなどにちょっとした難しさが隠れている常滑競艇場。その為、経験豊富な選手ほど有利となるのは間違いなく、当地実績のある地元や近隣のレーサーはワンランク評価を上げたいところ。

そこで、常滑を得意とする選手を3人だけ紹介しておきます。もし、彼らが番組にいたら、迷わず軸にしても損はしないはず。

池田浩二(愛知)

蒲郡競艇場を得意とする選手「池田浩二(愛知)」
名前 池田浩二(いけだこうじ)
登録番号 3941(81期)
生年月日 1978年4月1日
身長/体重 170cm/53kg
血液型 O型
出身地/所属支部 愛知県/愛知支部
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常滑市で生まれ育った「池田浩二」にとって、庭同然となる常滑の水面。ほぼ9点台という圧倒的な当地勝率で地元ファンの期待に応え続けています。

2016年から2020年の4年間にわたって「18節連続優出」という偉業を達成。

1つでも内側のコースを狙う機動力と、インが深くなってもスタートをしっかり合わせられる強みも大きな武器です。常滑で走る池田浩二に逆らう予想は無謀でしかありませんw

仲口博崇(愛知)

常滑競艇場を得意とする選手「仲口博崇(愛知)」
名前 仲口博崇(なかぐちひろたか)
登録番号 3554(69期)
生年月日 1972年8月3日
身長/体重 163cm/52kg
血液型 A型
出身地/所属支部 愛知県/愛知支部
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2014年の常滑ダービーで悲願のSG初Vを達成した「仲口博崇」選手。

当地勝率は8点台後半と高いレベルで安定しており、池田浩二と並んで舟券予想の軸に欠かせない存在です。

イン戦の安定感はもちろん、5,6号艇の時には高確率で前付けを敢行しており、深インであっても信頼できる実績。常滑では一般戦の出走機会も多く、頼りになる地元レーサーの1人。

山口剛(広島)

常滑競艇場を得意とする選手「山口剛(広島)」
名前 山口剛(やまぐちつよし)
登録番号 4025(91期)
生年月日 1982年8月23日
身長/体重 162cm/54kg
血液型 A型
出身地/所属支部 広島県/広島支部
公式ページ プロフィールはこちら

地元外で常滑と相性が良いのは、広島支部のSGレーサー「山口剛」選手。

2022年の記念G1「トコタンキング決定戦」では平本真之、磯部誠、杉山正樹といった地元の強豪をねじ伏せて優勝を飾っています。

当地勝率は8点台に乗せており、トップスタートからの差し・まくり差しの鋭さは一級品。コースを問わず舟券圏内に食い込む実力を兼ね備え、期待を裏切らない走りを魅せてくれるレーサーです。

まとめ

常滑はうねりや水位変化のない乗りやすい海水面。

しかし、海からの風が強くなれば、波立つ水面に対応できるターン技術が必要となります。さらに、まわり足だけでなく回転をつけるための行き足も求められるため、細かな機力チェックが予想には欠かせません。

それでも常滑の場合、1マークの展開や出目に一定の傾向があり、季節によってイン戦の信頼度が高まる時期も。

それらのデータは「常滑オフィシャルサイト」を見るのが一番!

どんなサイトよりも予想に役立つ情報が公開されているので、面倒でも必ず確認するようにしましょう。

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